マネージャーの仕事は怒る事ではなくチャレンジできる環境を用意するという事
社員やメンバーが仕事でミスをした時に、怒ってしまったり、注意してしまう先輩や上司、マネージャーっていますよね。
そう。気をつけてても怒ってしまう。それは私も時々やってしまいます。
でも、本当は上司も怒りたくないし、怒ってもメンバーがモチベーションが下がってしまう事も知っていると思います。
メンバーもミスはしたくてしているわけじゃないです。
怒るんじゃなくて、チャレンジする環境を用意するという事は上司や先輩がやるべき仕事として非常に大切なんてわす。
そんな事はわかってるよって方も多いと思いますが、一緒に一度振り返って見ませんか?
今回はマネージャーという仕事で振り返って見ます。
上司やマネージャーの仕事とは?
上司やマネージャーの仕事ってなんなんでしょうか?ハンコを押すのも、メンバーを褒めるのも、叱るのも、誰かのミスを謝りに行くのだって全部仕事ですよね。
メンバーの方が思っているよりも、大変な仕事だし、重要な仕事なんです。
マネージャーというのは、会社の業績やチームの成績に大きく影響をします。
マネージャーは不要だという人もたまにいます。ドリームチームならまだしも、基本的にはそんな事はないし、マネジメント業務とマネージャーの存在というのは非常に重要な物だと、Googleの実験などでも証明されてきました。
(Googleは本当に、マネージャーや管理職をなくすという実験を2002年にした事があります。その実験は失敗だったそうです。)
そう、マネージャーとは会社にとって非常に大切で重要な存在なのです。
パフォーマンスのいいマネージャーがやっている事
パフォーマンスのいいマネージャーにはいくつか共通項があります。
・人に仕事を任せられる(任せ切れる)
メンバーの自信も付きますし、独り立ちできるメンバーをしっかり育成できます。
・コーチでありメンターである
メンバーのよき相談者となります。ただし、コーチである必要もあります。皆さん小さな頃スポーツなどやっていたら想像がつきやすいかもしれません。
コーチや先生からは、指示はありますが、やるのは指示を受けた自分です。
ここでも手取り足取りではなく、方向性は見出すけど、自分でやることはやってもらうのです。そう、自分でやってもらうのが重要なんです。
メンバーから見たいいマネージャーやいい会社
給料が良かったり残業がなかったり、「良い」という判断基準は当然人それぞれですが、実は心理的な安心感というのが非常に重要です。
恋人や家族と過ごすよりも、会社で過ごす時間が長いなんて事は、明快でしょう。
だからその空間には、心理的な安心感が必要なんです。
心理的な安心とは、先ほどの仕事を任せる事や、コーチでありメンターであるなど、色んな要素が複合的に絡み合い形作られるわけですが、
もう一つ重要なのは、挑戦し続ける環境を作ってあげる事です。
失敗をする事を否定しすぎない事です。
失敗してもいいから、挑戦した事を褒める事です。
また挑戦したいと思う気持ちをメンバーが持てる環境を作り
それができるコミュケーションをしていく事です。
正直、鬼のように叱られる生活を経験した事がある私は、その良さも知ってます。
でも、それでメンバーのモチベーションが下がるだけであれば意味がありません。
安心して、挑戦できる環境を作るのがマネージャーの仕事だと思ってます。
最近怒りすぎしてしまったのを反省しながら、何が大切なのかを改めて考えてみて、やはり
マネージャーの仕事は怒る事ではなくチャレンジできる環境を用意するという事
だと感じました。少しでも皆様のご参考になれば幸いです。