なんでもブログ

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Web広告代理店のマーケターとしての心構え

   

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Web広告の関係者に必要な心構えみたいなものについてまとめてみる。(代理店的な視点で書いています。)

まず、広告業界というのは、媒体を通してお客様の商品や、サービスを宣伝する。そこには、認知度が上がるとか、商品が売れるとかなにかしらの効果が求められるのだ。Web広告に関わる人間は、その効果の最大化を目指す。

どういう媒体の組み合わせだと、その価値が最大化できるのかを考え、どんな運用方法がその価値を最大化できるのかを考える。そしてバイイングをしていく。

そこに対して、○%や○万円という形でお金をいただいているのだ。

そんな前提を元にツラツラと書いてみようと思う。

お客様へのリスペクト

広告代理店の中には、お客様(お金を預かっているクライアント)に対するリスペクトが足りていない人が少なくない。

我々の仕事は、○%や○万円という形でお金をいただいているという話を前段でした。当然そこに価値があるからこそ、存在できているわけだが、マーケティングの元となるお金を出してくれうお客様がいなければ、我々の仕事は1円の価値にもならない。

その事を理解していない、または忘れて居る人間が多いように思う。すごく残念だし、初歩的な事なのだが、多いのが現実なのだ。

そこでこの記事を読んでいる人には覚えておいてもらいたい。

・我々は常にお客様のお金でビジネスをしている

という事を。

お客様の言いなりになる必要はないが、彼らがいなければ今の給料も払われていない事を覚えておかなければならない。

本当にいいもの(媒体や方法)を売る

Webマーケターなら、新しい媒体や配信手法を提案した事はあるだろ。

ただ、それが果たして本当にお客様の為になるのかを、もう一度考えた方がいい。

日々様々なプロダクトが出てきて、お客様からも提案を求められる事があるが、そのプロダクトを試す事が本当にお客様の為になるかは、疑問だ。そういう場合、8割型はお客様の為にならないプロダクトの事が多い。

導入は一生懸命行うが、その後、ダメなプロダクトをいかによく見せるかに苦心して時間を使うなど、無駄でしかないと早く気がついた方がよい。重要なのは

・お客様の立場に立った時に自分の使いたい媒体だけを売る

 

という事だ。

本来的な話を言えば、マーケター・クライアントが一丸となって、残念なプロダクトは淘汰していかなければいけない。その方が、このマーケティング業界を健全にし、大きくしていく。

媒体を知らない営業は疑え

ダメな営業としてよく居るパターンは、定番の媒体を知らないケースだ。

定番プロダクトと言えるような、リスティングやSNSなどをよくわかっていない営業は要注意だ。簡単なプロダクトや、純広告のようなプロダクトを一生懸命売ろうとする。

そういう営業は、予算の中での価値の最大化なんて考えていない。というか考えられないのだ。もしもそういう状態になっているのであれば、会社の売り上げ目標なんて一度無視をして、基礎を詰め込んだ方がいい。

定番商品をしっかり理解し、使いこなせるようになる事が、結果として売り上げアップに繋がる。

・マーケターは最先端ではなく基礎から固めよ

そうすれば結果はついてくる。

お客様視点で、Web以外も考えよ

Webマーケターの最大の弱みは、Webしか口出ししない人間が多い事だ。

正直Webの広告は、複雑多岐だし、それだけでも扱いきれない情報量なのだが、世の中のマーケティングはWebだけではない。

テレビ・雑誌・看板・店舗・・・

色々考えなければいけない事はあるのだ。正直お客さんにとっては、Webは一部でしかない。

複雑なロジックを回して、CTR/CPC/CPAの話を自信満々にしていても意味がない。

あらゆる側面から、どんなマーケティングが役立つかを考え、自分の知識を全て使い、お客さんのマーケティング全体を考えるのだ。そうすると、Webの効果も上がっていく。

WebはWebで完結しない。実は重要な部分はWeb以外にある事が多いのだ。

・Web広告以外のマーケティングを考える

そうすると、視座は一つあがり、お客様と近いレイヤーで話ができるようになる。

一旦ここまで

お問い合わせフォームからリクエストがあったら、また書こうかと思います。リクエスト等お待ちしております。

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