Facebook広告の拡張配信(類似ユーザー配信)Lookalikeの効果が結構良い
Facebook広告にも拡張配信のように、顧客のWebサイトの訪問ユーザーやページのファンの「類似ユーザー」に対して広告配信をする事ができるLookalikeという仕組みがある。今回、このLookalikeで実際の広告配信をやってみたので、設定方法と効果の実感値を簡単にお伝えしたいと思う。
拡張配信の設定方法
①Facebook広告を開く
ご自身の利用しているFacebookページから広告マネージャーを開いてください。
②ツール>オーディエンスを選択
ツールの中のオーディエンスを選択します。
③オーディエンスを作成ボタン
オーディエンスを作成の右側三角ボタンを押し、類似オーディエンスを選択します。
するとこのような、ポップアップが表示されます。
④ソースの入力
このソースの部分には、カスタムオーディエンスや、ピクセルタグのオーディエンス、Facebookページのユーザーなどを利用する事ができます。拡張したい元となるデータをここで選択しましょう。
*訪問ユーザーの拡張を行う場合などは、ピクセルタグを導入の上、
⑤国の入力
国は、基本的には日本でいいですね。(海外が対象の場合は海外に設定してください。)
⑥オーディエンスサイズの設定
こちらが今回の設定の中で一番重要な部分になってくる拡張の幅を決める作業です。オーディエンスサイズ1が、拡張の幅としては最も小さく、ソースにいちばん近しいユーザーとなります。最大10まででのこの数字ですが、この数値の設定により26万人〜260万人の範囲指定ができます。
【余談】選択国の利用者の1%〜10%という事は、今日現在の日本のFacebookユーザーは2600万人程度という事ですよね。実際2016年4月では2500万人程度だそうです。Facebookユーザーの最新数値ってこれでわかるじゃないかという、結構すごい事に気がついた瞬間です。最新ユーザー数はLookalikeで確認できる!
ちなみに、筆者は想定リーチ数が26万人いればいいので、オーディエンスサイズ1を使う事が多いですが、目的に応じてオーディエンスサイズの値を広げる事で最適解を探しましょう。
最後は右下の作成ボタンを押せば作成完了です。あとはお好きなように広告に設定しましょう。
実際広告配信した感想
当然目的や、宣伝する商品などにより結果は変わってくるかと思いますが、サイト訪問者のリターゲティングと比べて、とてつもなく悪い!というような感じではないです。少なくても、適当に新規系広告を売ったり、興味関心などで一生懸命カスタムオーディエンスを作成するよりは圧倒的に効果がいいと感じています。
実際現在運用しているケースでは、
リターゲティング>類似ユーザー配信(Lookalike)>カスタムオーディエンス(興味関心)
上記の並び順のように、効果がリターゲティングに続きいいものとなっております。
刈り取りばかりで新規系の配信ができていない方も、利用の価値があると思います。活用してみてくださいね。
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