なんでもブログ

なんでも書くブログです。IT系の情報だったり、フルーツの話だったりを少々。東京で消耗しています。

CTR、CPM、CPCの相関性は?上がり、下がりのややこしさを解消しよう

      2017/07/17

CTR、CPM、CPCのどれかの数字が動くと、他の数値に影響を及ぼすんですよね。でも、結構ややこしくて大変なので一度ここら辺を整理してみようかと思います。

各言葉の意味

では、まずは各言葉の意味からご紹介します。

CTR

CTRは、click through rate。クリック率です。

クリック数÷インプレッションで計算されます。CTRが高い方が、単純に見た広告効果としてはいいでしょう。同じ100回表示の広告でも、CTRが1%と5%では、効果は違ってくるわけです。一般的には5%の広告の方が効果が高い広告と言えるでしょう。

CPM

CPMは、 Cost Per Mille。インプレッション単価です。

これは、広告1000回あたりの表示料金。Milleが1000という意味があるので、表示1000回あたりの金額というそのままの意味です。

CPMが安い方が、少ない金額で広告をたくさん表示させることができます。ただしCPMが安い場合、配信時の広告枠としての価値が低い傾向もあります。枠としての価値が低いということは、CTRが低かったり、コンバージョンに至らない枠の場合も多いです。

CPC

CPCは、Cost Per Click。クリック単価です。

これは、実際にかかった広告費用÷クリック数で算出します。1000円で10個のクリックが獲得できればCPC100円です。CPCが安い方が、クリックが増えるのでユーザーの獲得には貢献します。とにかく、ユーザーをHPやLPに流し込みたいなんていう場合は、CPCを安く抑えて配信していくのがいいですかね。

それぞれの関係性

CPCの計算方法は広告費÷クリック数ですが、CPM、CTRの数値の変化に影響を受けます。

例えば、CPMが100円だった広告キャンペーンABがあったとしましょう。Aでは、CTRが0.1%、BではCTRが0.3%だったとするとBの方がCPCは安くなるでしょう。CPCを抑えたかったら、CTRの改善をしていくことが一つのポイントでしょう。CTRのいい枠に出したり、CTRの高そうなターゲットへ広告を出すことが重要です。

CPMも高くなりすぎると、よくない場合もありますが、優良枠なのでCPMが高くてもCTRが非常に高く、CPCが上手く抑えられていたりCPA(直接の獲得コスト)が安くなる場合もあります。

書いていて、すごく一般的なことを話してしまいました。でも、マーケティングのセオリーはこの一般的な数値をいかにちゃんと見て、調整するのかだと思います。

企業の人も、代理店が出してくるレポートとかを見たら、この数値上がってけど大丈夫?とかガンガン指摘してください。そうすれば、ちゃんと調整してくれるので、効果も上がってきますよ。

↓↓Web業界に入ったばっかりの人は以下を読んでみてください↓↓

Web広告代理店のマーケターとしての心構え

 - 広告