なんでもブログ

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社内起業って普通の起業と比べてどうなのよ?

   

最近流行りの社内起業

社内起業っていう言葉が徐々に徐々に浸透してきましたよね。IT系の会社が子会社を作ったり、新規事業をやることが多く、社内起業という言葉が最近徐々に浸透してきたのかと思います。

そもそも社内起業ってなんなのかというと、会社に雇われている身ではあるが、自分が会社を起こすのと同様に自分は裁量権を持ってサービスを作ったり組織を作ることです。でも、当然社内起業家と自分のお金でやる起業家とは毛色が違う訳です。今回は、両方の意見を聞くことの多い身からの意見として感じていることを書こうと思います。

社内起業はノーリスク?

社内起業をしている人たちが「社内起業はノーリスク」なんてことをよく言います。当然ノーリスクではなくて、自分が指揮を執る社内事業が失敗すれば評価は下がりますし、長い目で見て出世とかしにくくなるリスクなんかは、階段を順序良く登っていこうと考えている他の人よりは高い訳ですよね。しかし、彼らが比較しているのは、意外と社内の人間ではなくて、社外の起業家達と比べている場合が多いように感じます。そういう普通の起業家達との比較ではノーリスクと考えている人が多いようです。

実際のリスクの違いは?

実際のリスクの違いは明確です。リスクないというか、社内起業ってお得な感じです。具体的によく挙げられるのはリソース(お金)ですね。

社内起業家はすでにリソースというものを準備されているケースが大半です。社内起業家は、当然お給料も出ることが大多数だと思いますし、家庭を持っているようなサラリーマンでも普通の起業よりは気軽に始められますよね。普通のスタートアップとかだと自分の給料も、他の人の給料を確保するのも大変で全部自分で集めてこなきゃいけないですからね。人材を会社が用意してくれたりもします。大抵困った時には会社の力を借りることができるので、普通の起業よりかなりアドバンテージが大きいわけです。このアドバンテージを持って失敗したら、私だったら結構悔しいですね。まぁ失敗するのが大多数なのですけど。

自分の合う方へ行けばいい

見てわかるように、客観的に見たら、社内起業の方がよさそうではあるわけですよね。でも起業家が起業をするのはそれなりの理由があるわけです。大前提は、自分でやりたいという気持ちなんだと思いますが、その他にも自分のやりたいことが社内では通らなかったとか、社内では社内起業みたいなシステムがなかったとか。社内起業なんて、成功しても会社の利益にしかならないじゃないかなどなど。まぁ社内起業に対してもいろんな考え方ができる訳ですよね。だから結局は自分にはどちらのスタイルがあっているか考えるだけなんだと思います。

社内起業を会社で勧められた人は自分で起業することの可能性も探ってみるべきだと思うし、逆に普通に起業しようと考えている人たちは社内起業の可能性を探ってみてもいいのかもしれないですね。

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